オススメリンク

アーカイブ

カテゴリー

カレンダー

2014年12月
« 11月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

相続放棄と保険金

家族

 亡くなった人が多額の借金をしていたというケースは決して珍しくありません。
あまり景気がよくないせいもあり、預貯金はほとんどゼロに近い状態で、後に残されているのは借金ばかりというようなケースも実際にかなり存在しています。
そのような場合は、被相続人の死亡を知った時から3ヶ月の期限内に家庭裁判所に対して相続放棄申述書を提出することにより、借金を背負い込むことを回避できるようになります。
実際に、その手続きをするために専門家の元を訪れる人がたくさんいます。
専門家に相談すると、相続放棄をした場合には、債務から逃れられるようになるだけでなく、プラスの財産を受け継ぐ権利も全て失うことになるという説明をされるはずです。
そうすると気になってくるのが、被相続人が加入していた生命保険です。
死亡保険金を受け取る権利まで失うことになってしまうのだろうかと心配する人が多いですが、死亡保険金は相続財産に含まれません。
あくまでも保険金受取人の固有財産という扱いになりますので、心配は無用です。
ただし、相続税の課税対象になっていますので、注意が必要です。

期限の延長について

 亡くなった人が借金をしていた場合、その借用書等がきちんと保管されていればよいですが、探してもなかなか見つけられない場合が少なくありません。
また、これで全部だろうと思っていたところ、後から別の借金がひょっこり出てくるということがよくあります。
被相続人の借金の詳細を調査するというのはかなり大変な作業です。
自分の仕事をこなしながら休日等を利用して調査することになる人がほとんどですが、3ヶ月という熟慮期間は決して十分な長さであるとは言えません。
どうしても期限内に調査が終わりそうもない場合には、家庭裁判所に申し立てることによって、この期限を伸長してもらうことが可能です。
また、限定承認の方法を選択すれば、相続した財産の範囲内で債務を負担すれば済むことになりますので、自分の固有財産まで引当にされる心配がなくなります。
限定承認は相続人全員で行う必要がありますので、誰か一人でも反対している場合には行うことができませんが、とても便利な方法です。